60年代後半から70年代にかけてロングボードからショートへ移行していく過程の中で71年頃に発表されたツインフィッシュ。
厚さ、幅を充分すぎるほど持たせロングボーダーにも扱いやすいトランジッションボード。
フラットなボトムとワイドな幅から、テイクオフ性能は、長さに比べ物にならない、驚くほどの、早いテイクオフが可能。
その分ワイドな幅の為、テイルはダブル・ピンテイルのような大きめなフィッシュ・テイルでターン性能を引き出し片方づつレイルとフィンを使うことにより、大きなドライブの効いた高速カービングが可能。
また、マッシーなセクションでは、ルースに水の上を滑って行き、大きくフェイスを使って、マニューバーが描ける、それゆえに大きなラウンドハウスカットバックが容易になる。
ロングボードのテイクオフや走りと、ショートボードの動きを兼ね備えた非常にご機嫌なサーフィンが待っている。 フィッシュテイル、ハードエッジダウンレイル、BOX QUADにFUTURE KEELをセットすることでTWINとしても使用できる贅沢な仕上がりとなっている。