Tyler Warrenが創り出すEdgeボード
Egdeボードの歴史は古く、1960年代後半にサーフボードデザインの巨匠である、ジョージ・グリノーにより既に考案されていボトムデザイン。
40年以上たった2010年代に復刻を遂げ、各所で進化を遂げていった。
2025年、満を持してTyler Warren Shapesより、ニューモデルとしてエッジが施されたモデルを発表。それがこの “Hovercraft”
このモデルの特徴を一言で表現するのは非常に困難だが、なんとか簡単に表現するなら、こうなる。
幅の狭いボードの上に幅の広いボードが有るような感じで、低速時は幅広のボードのアウトラインが生き、走り始めると、モデル名のごとくホバークラフトの様に浮き上がってきて、下の幅の狭いボードのアウトラインが生きてくる、つまり幅が狭いという事は抵抗が著しく少なくなり、その瞬間、異次元の驚異的な加速感を得られる。ものすごいスピードを感じることが出来る。
この加速感を楽しむボードと言えるかもしれない。テイクオフに関していえば異常に早いテイクオフが可能。
テイクオフの瞬間やボトムターンの瞬間、そして踏み込んで加速しようとする瞬間の驚異的な加速感は他のデザインでは得られない、異次元の物のなっている。
そしてレイルが一段階薄くシェイプされているので、レイルの浮力は少なく、波に食い込みやすくなっているため、想像以上にターンが楽にできる。
テイル部分も薄めにシェイプされているので、テイルが沈みやすく、ターンを助け、リップアクションも可能となる。
過浮力感が有るのに。コントロールするのに不要な部分はそぎ落としていて、扱いが非常に楽という、2 in 1 的な、とても不思議なボード。
使える波のレンジも幅広く、スモールウェイブから頭サイズまで、色々なコンディションで対応でき、風が入ったようなラフな海面でも、浮いている分、バンプを拾わない為、快適なサーフィンができる優れもの。
非常に奥が深いボードで、あらゆるコンディションで使える分、シチュエーションによってさまざまな性能が引き出せて、その都度笑顔になれるボード。
- Length / 全長
- 6'7"
- Width / 幅
- 20 3/4
- Thickness / 厚み
- 2 5/8
ショートボード内での相対評価
- Paddling / パドリング
- ★★★★★(5)
- Take off / テイクオフ
- ★★★★☆(4)
- Float / 浮力
- ★★★★☆(4)
- Speed / 走り
- ★★★★★★(6)
- Stability / 安定感
- ★★★☆☆(3)
- Turn / ターン
- ★★★★☆(4)
- Maneuver / マニューバー
- ★★★★☆(4)
HOBIE SURFBOARDS-One Fin Pin2 9’2”
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