1999、2001、2002年 と3度ワールドロングボードチャンピオンに輝いた、Colin McPhilipsそんな偉業を成し遂げた彼が、SAN-OのDOG PATCH でゆったりグライドサーフを楽しむ板がこれ。
Colinのイメージからは程遠いディテールは、まさCLASSIC。
アウトラインはボリュームバランスがテイルよりにある、Late 50's〜Early60'sデザイン。それにより、スピード、走りは最高に。 そして、ノーズ&テイルの両TIPは、Colinらしく程よく絞っている。つまり、スピード&グライドな仕上がりに。
レイルは、テーパード60/40のソフトレイル。60/40具合がコントロール性能をアップさせる。
ボトムは、あえてコンケーブを入れない、フラット〜軽いロール。スピードを殺さず、コントロールする。
そして、テイルは広めのダイアモンドテイルを採用。このテイルがノーズ性能を引き出し、グライドもピポットも対応できるようになっている。
そして最大の特徴は、カラードフォームダブルT-BAND ストリンガーを標準装備、カラードフォームを、バスウッドで挟み込み、その外側からレッドウッドでさらに挟み込んでいる。
その為、フォーム自体に重さがでている。
全体としては、走り出したら止まらない感じの、スピード系、クラッシックボードColinからは想像もつかないくらいCLASSIC感を漂わせる、どちらかというと非常にHOBIEらしい、質実剛健さを持つボードで、所有欲をくすぐる一本。
やはりColinのようなパフォーマンススタイルサーファーといえど、カリフォルニア育ちのサーファーはCLASSICは定番として欠かせないようだ。