1967年HOBIEに実在したモデルのレプリカ。
デカールも当時のままを採用!
当時かなりヘビーなボードが多かった中で、ライトウェイトだったが現代でいうと普通〜少し軽めかな、くらいの重量感になっている。
1965年世界初のコンケーブを開発し、Phil Edwards Noserider発表!
1966年に66Noseriderとして、Phil Edwards Noseriderを一皮むいた、少しボリュームを落としたオーソドックスなクラッシックノーズライダーが誕生。
そしてその翌年のデザインはいかに?!
無駄を一切そぎ落とし、必要最小限のボリュームで、デザインは急加速で進化し、現代に照らし合わせてすら、非常にモダンなノーズライダーに仕上がっている。
ノーズとテイルは薄く、レイルも非常にピンチ―にそして、ボードのセンター付近にボリュームを残し、浮力を確保、フォイルドステップデッキを採用している。
ノーズコンケーブはというと、ほとんど確認できないほどだが、0.5mm程度、確かに入っている。
ワイドなスクエアテイルながら、テイルロッカーが強い。
上記のディティールが織りなす性能は、1967年にもかかわらず、非常に未来的!
ほぼフラットにも近い極小コンケーブから、とにかくパドルが早い。そして走る!
ワイドな薄いそしてロッカーの強いテイルから、ターンは始まりは遅い物の、ターンが始まった瞬間にえげつない程一気に返る。
そのためタイミングをしっかり把握してファーストターンをすると、一気にノーズセットができる。
そして、全体的にピンチ―なレイルからは、セットしたレイルが抜けにくく、非常にハイラインをキープしやすい。
結果ウォーキングの安定感が非常にいい。それに加えて、ワイドなテイルに水がしっかりと乗り、テイルロックもしっかりとでき、ノーズライドの安定感をものすごく感じられる。
ターンの切れが出て、セットの精度が上がり、ノーズが近くなるボードで、1967年とは到底思えないほどの完成度だ!
ショートボードレボリューションもそうだが、66年から67年の進化のスピードは物凄いものがある。