1966 年 、それはノーズライド元年である1965年より、1年後の事。
世の中ノーズライド一辺倒のトレンドの中、各社最強のノーズライダーを発表していた時代。
ことHOBIEに関して言えば、1965年のノーズライドコンテストを制した、世界で初めてノーズコンケーヴというデザインを採用したPhil Edwards Noseriderの発表の翌年。
そのPhil Edwards Noserider をより進化させたモデルがこの‘66Noseriderだ。
HOBIE社が開発した十八番のノーズコンケーブをしっかりと残し、ノーズ、テイルをほんの少しだけ絞り、全体のボリュームも少しだそぎ落とし、まさに洗練されたノーズライダーになっている。
が、決して現在のモダンノーズライダーのようなところまでは進化するはずが無く、しっかりとした、そしてどっしりとしたクラッシック感が強く残っているTHE クラッシックノーズライダーという表現がしっくりくるモデルに仕上がっている。
コンケーブに関していえば、しっかりと深めに入っているが、HOBIE特有の縦方向に滑らかに抜けるコンケーブの為、走りを邪魔することはない。
そして浮力もしっかりとあるので、コンケーブの抵抗感をしっかりと打ち消している。
そのためスピード性能に長けていて、そのスピードとコンケーブから成せる、ノーズリフトをしっかりと感じさせてくれるボード。
HOBIEマジック、的な非常にバランスの取れた乗り易さを感じる一本
※ニューモデルの為、スタッフで1ラウンド1時間程度使用し、デッキに軽いフットマーク1か所のみの極上コンディションです。